8月24日~26日に行われた「第10回高校生バイオサミットin鶴岡(主催:慶應義塾大学先端生命科学研究所・山形県・鶴岡市)」において、本校生徒の研究が農林水産大臣賞を受賞しました。 大臣賞の受賞は4年連続、通算6回目の受賞となりました。 毎年、山形県鶴岡市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所にて発表会を行っていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、オンラインでの開催となりました。 本校の研究テーマと審査員による講評は以下の通りです。
農林水産大臣賞 ノートルダム清心学園清心女子高等学校 生物部 研究テーマ「種子の発芽調整をもたらす要因 ~種子間で行われる静かなコミュニケーション~」
<講評> オオバコ種子の発芽調整機構について詳細を明らかにしようとした研究です。近縁種や他植物に与える影響を注意深く調べ、培地pHによる発芽調整活性の違いを見出すなど、興味深い結果を得ています。発芽は農作物を含む植物にとって重要な生理現象であり、この調整機構の解明は今後の農林業における有益な応用研究につながる可能性が高く、農林水産大臣賞にふさわしいと判断しました。
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