今年度の屋久島での研修も3日目を迎えました。
今日も良い天気でしたが、まずは西部林道に向かい、野生のヤクザルやヤクシカの観察を行いました。西部林道内は低地の森であるにもかかわらず、世界自然遺産のエリアに入っています。そのため、生息するヤクザルやヤクシカに直接触れることは出来ませんが、この地域に生息する個体は、非常に人に慣れており、とても近くに寄ったとしても逃げることはありません。また、アコウやガジュマルといった特徴的な樹種も観察することが出来ました。
昨日は標高の高いところを散策し、針葉樹林帯に触れてきましたが、今日は亜熱帯多雨林や照葉樹林で見られる樹種に触れることが出来ました。同じ地域において、非常に多様な樹種を観察できるのも屋久島の魅力です。
午後は大川の滝や千尋の滝、龍神の滝、トローキの滝、湯泊の海岸などを訪問し、屋久島の地形や地質について理解を深めました。
Comentarios