7月13日、今年度1回目のSSHの高大連携実習(SSゼミナール)が徳島文理大学徳島キャンパスで行われ、高校1年生の生命科学コース+希望者が参加しました。 午前中は大学の概要説明を受け、薬学部の先生から薬学に関する講義を受けました。亜鉛の重要性についての講義で、亜鉛欠乏症の話などとても為になる医療系の講義でした。
その後、昼食をはさんで2つの実習を受けました。
1つ目の実習は【⾹る分⼦の化学合成-様々な⾹りを作ってみよう-】というタイトルで、アルコールとカルボン酸を反応させて香り成分をもつエステル化合物を合成しました。合成した化合物はリンゴや桃、オレンジなどフルーツに似た香りがしました。 2つ目の実習は【光るタンパク質】というタイトルで、回折格子を使って光の分光について学び、さらに蛍光物質であるGFPにレーザー光をあてて蛍光する現象を確認しました。 高校1年生にとっては初めての高大連携実習であり、内容的にも高度だったかもしれませんが、今後、夏頃から本格化するオープンキャンパスを前に大学を知る良い経験になったと思います。何より生徒は楽しそうに実験に取り組んでいました。
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