2日目の午前中は大阪公立大学農学部の中澤先生から講義をしていただきました。中澤先生の研究分野はミドリムシを利用したバイオマスエネルギーの研究であり、微細藻類が持つ力について説明していただきました。温室効果ガスの1つである二酸化炭素を吸収し、体内で油などの燃料を作ることができるので、微細藻類の研究はとても注目されています。講義内容は難しいところもありましたが、噛み砕いた説明で分かりやすく教えて頂きました。 講義後、女性大学院生との交流会を持つことができました。
午後からはミドリムシがつくる油を抽出し、分析する実験を行いました。大学の実験で用いる実験機器を利用した実習でした。午前中の講義でも学びましたが、ミドリムシは酸素を含まない嫌気条件で培養すると油脂を合成する特徴を持っています。そのため、培養条件の違うミドリムシから油の抽出を行い、その違いについて確かめる事ができました。
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